銃声ではなくポップコーンの楽しい音で地球を満たしたい | 大泉工場

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公開日: 2021/12/11 / 最終更新日: 2023/04/14
銃声ではなくポップコーンの楽しい音で地球を満たしたい | 大泉工場

こんにちは!ブイクック社員のYuhaです。
”想いのあるヴィーガン商品を届ける”ヴィーガン商品の通販サイトブイクックモールでは、出店者の想いをお届けするため店舗ストーリーを記載しています。

このインタビューでは、ブイクックモールには書ききれなかった裏話や、オーナーのお人柄に迫ったお話を聞いていきます!

大泉寛太郎さん
大学卒業後、パルコにてプロモーションを経て、株式会社大泉工場へ。
4代目代表取締役社長に就任。
社長就任後は新たに食に関連する複数の事業を立ち上げる。
最近はコンブチャを自分で作って家で飲むことにハマっている。
大泉工場
創業100年を超える歴史ある企業ではあるが、一貫した事業はなく、引き継がれる経営者たちが、時代の潮流を捉え事業を常に変化させてきた。
現在のキャッチコピーは、「オーガニック・ナチュラルな生活を!」
看板商品のWO!POPCORN!!には、「世界を平和にする」という想いが込められている。
動物性食材は使わず、合成添加物も不使用で、みんなが安心して楽しく食べられます。

大泉工場を立ち上げた背景、そこに込められた想い

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大泉さんは大泉工場の会社を引き継がれたとお聞きしたのですが、元々はどんなことをされていた会社だったのですか?

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不動産管理をメインとしている会社でした。

2008年10月に僕が会社を引き継いたのですが、自分としては不動産の管理だけだと将来性がないなと思っていました。

先代の方達が作った会社はもちろん素晴らしいですが、この先の未来を作っていくために、地球レベルで考えたことをしないと、と。

文字通り看板を背負う大泉寛太郎さん。
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今回、出品していただいている、WO!POPCORN!をはじめ、現在は全く異なる事業をされていますよね。何かきっかけがあったのですか?

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会社を引き継ぐ前の1ヶ月間、ニューヨークに行ったことが大きいですね!

現地の日本人に「好きなことをしたらいいんじゃないの」と言われて、食べることや飲むことが好きだったので、飲食をやろうと思ったんです。

それに同じタイミングで、街中に、ポップコーンを片手に歩いている素敵な女性を見かけて、かっこいいなと思ったんですよね。

日本でこういった光景って、見たことはないなと。

そこで、日本一のポップコーン屋さんになろうと思い立ち、帰国と同時にポップコーンの事業を始めました。

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そうだったんですね。確かに日本ではなかなか見ない光景ですね…!

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そうですよね。

帰国してから実際にポップコーンを作ってみたんです。

すると、ポップコーンのぽんっと弾ける楽しい音と、ふわっといい匂いがして。

弾き飛ぶところは楽しく、食べても美味しく、五感がとてもハッピーな気持ちになったんです。

この楽しい音が、毎日の食べるものに困っていたり、紛争などで日々銃声がなっているような国の子どもたちも聞けたら、と。

銃声ではなく、ポップコーンの楽しい音が聞こえたらいいのに、とふと思ったんです。

子どもたちが大人になったときに、銃を持つのではなく、ポップコーンを作る側でいてほしい。戦争がない社会にしたい。

そうすれば、地球は笑顔で満たされるんじゃないかって。

素敵な笑顔で語ってくださいました。
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発想が素敵すぎる。。。でも、そういった地域にポップコーンをいきなり持ち込むのは難しいですよね。

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そうなんですよね。

なので、まずはできることからしようと、本社の隣町である赤羽にある児童養護施設で、実際にポップコーンを弾いて、子どもたちと楽しい時間を共有するというボランティアをずっとやっています。

しかし、アレルギーでポップコーンを食べられない子どもがいました。

なんでアレルギーを持つ子どもが多いんだろう?と考えたときに、その子達が食べているものには添加物や化学調味料が多く入っているということに気付いたんです。

親もそういったものを多く食べているから、その子どもにも影響がある。

それを知って、自分が使う素材は、体にも害を与えないものにしたい、また、製造過程でも、地球に負担をかけないものにしたいと思いました。

そこで出会ったのがオーガニックという概念で、日本ではオーガニックの商品がまだまだ少ないことも知りました。

両手にいっぱいのポップコーン。
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それが、オーガニックにこだわられている理由なんですね。

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そうですね!

WO!POPCORN!は今年リリースしたのですが、最初は映画館で売っているようなポップコーンを輸入して売っていました。

そのポップコーンは確かに売れます。

でも、例えば、ディズニーランドでオーガニックのポップコーンが売られていたら、子どもにも害がなくて良いですよね。

添加物や化学調味料を使った食べ物に、子どもたちが慣れてしまったら、結果的には体にも地球にも悪影響を与えてしまうと思っています。

体にも害を与えず、地球環境にも悪影響を与えないこと。

それを、WO!POPCORN!として今年実現できたと思っています。

 

 

大泉さんおすすめの商品

西麻布にあるお店「OIZUMI KOJO NISHIAZABU」では物販も豊富。
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WO!POPCORN!についてたくさん聞かせていただいてありがとうございます!他にもたくさん商品を作られていますが、特におすすめの商品はありますか?

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全部と言いたいですね!

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そうですよね(笑)全商品を通しては、どういったところにこだわっていますか?

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味にはもちろんこだわっています!

特にで言うと、ストーリーにこだわっています。

なぜその商品が必要なのか、なぜその原料なのか、がそれぞれの商品にちゃんとある。

素敵な環境を創造したくて、色々な環境を全部素敵にして、地球を笑顔で満たすことにつなげていきたい。

そういったところを意識した商品なんですよね。

 

 

大泉工場を通して実現したい社会・未来

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「地球を笑顔に」や「環境」は大泉工場がとても大切にされていることですよね。

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そうですね。本当に大切にしています。

大泉工場のミッションはわかりやすく言うと「地球を笑顔で満たす」です。

具体的に言うと、健康な生き方を通じて、地球から戦争をなくしていきたい、人間も地球も健康に笑顔で暮らせる未来を築き上げたいと思っています。

さらにいうと、テクノロジーが進化していく中でも、緑豊かな環境でみんなが笑顔で過ごす、そんな未来を作りたいんですよね。

そのためのアクションとして、私たちは商品を作り、ストアを運営しています。

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「環境」というのは、地球環境だけでなく、自分たちの健康などを大切にするためでもあるんですね。このような考えに至ったきっかけは何かあったのですか?

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実は、自分はもともと、健康には全く興味がありませんでした。

ファストフードもよく食べていましたし。

今みたいに健康意識が高まったのには、理由は2つありますね。

1つ目は、父親が42歳で亡くなったこと。

当時の彼は、背が高く、体つきもしっかりしていて、食べ方もダイナミックでした。

しかしその分、薬もたくさん飲んでいたんです。

それで亡くなってしまったので、食生活にしっかり意識を向ける必要があるのではないかと、その時から考えるようになりました。
もう1つは、母親が一昨年に乳がんを患ったことです。

母に元気に長生きしてほしいとの思いから、健康に興味が出てきたんですよね。

とれたての有機野菜をお店でそのまま絞ったコールドプレスジュースも。栄養取れそう…!
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WO!POPCORN!以外の事業でも、オーガニックや健康志向な商品が多いのもそのためなんですね。

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そうですね。

具体的に、他の商品を作ったきっかけの1つは、海外に行く機会が多くなり、現地で「コンブチャ」に出会ったことです。

海外に行く度に、コンブチャを見かけること多くなってたので、興味を持って飲んでみました。

すると、美味しくて、腸内環境も良くなっている実感があったんです。

健康にもポジティブな効果があって、それに美味しいのに、日本ではまだ広まっていなかったので、コンブチャも取り扱うようになりました。

似たもので、コールドプレスジュースも販売しています。

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実際に体感されたんですね。なぜ、自分の健康と地球の環境を両立させることをこんなにも大事に思われているんですか?

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自分に身近な環境が素敵じゃないと、他の環境も素敵にしていくってことができないと思うんですよ。

道にゴミが落ちてても、拾おうって思えないとか。

だから、まずは自分の健康、自分の環境をちゃんと素敵にしていくってことが大事だと思っています。

ここで大泉さんのTシャツをよーくご覧ください。メッセージ性の込められた素敵な洋服…
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本当にそうですね。最近は地球環境を守るっていうことが大きく取り上げられていて、「健康のことも同時に考える」っていうことが少ないかもしれません。

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地球環境のために自分の腸内環境が悪くなっていては、元も子もないと思っています。

だから、オーガニックにこだわっています。

ただ、もちろん、地球環境も当たり前に大切です。

その点で、先ほどお話しした児童養護施設でのボランティア活動は、自分にとってとても重要になります。

というのは、自分たちがこの活動を5年続けていく間に、小学1年生だった子は小学6年生になります。

その子がもっと大きくなったときに、地球環境が悪い状態だったら、自分自身罪深く感じてしまうんです。

この子どもたちに対して何ができるだろうと考えて、アクションを取り続けている感覚です。

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なるほど。

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テクノロジーの発達により、様々な植物性食品が開発されることは素晴らしいことですが、その一方で化学的な食品が添加されている場合もあります。

地球環境のために植物性食品を消費する代わりに、化学調味料や添加物で自分たちの腸内環境が悪くなってしまう、ということは避けたいです。

甘くて美味しい!さらに環境にも自分の健康にも良いなんて、最高のおやつ。
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確かにそうですね。WO!POPCORN!はどちらも両立されていて本当にすごい商品なんですね。

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ありがとうございます!本当に素敵な環境を作っていきたいんですよ!

WO!POPCORN!をはじめ、自分たちの商品を通して、少しでも自分や地球の環境のことを知るきっかけを作りたいし、周りの人にも伝えて行ってもらえたらなと。

「なんでこのポップコーンを選んだの?」って聞かれた時に、「これを食べることで環境に良いんだよ。」とか、「病気になりづらくなるんだよ。」といったようなことを言ってもらえるような商品を作っていきたいです。

そして、大泉工場のミッションである地球を笑顔で満たすということを実現していきたいです。

大泉さんは、常に世界や未来のことを広く考え、アクションをされている非常にエネルギッシュな方であることがインタビューを通してわかりました。自身の環境も整えていくことで初めて自分の外の環境も整えることができるという考えは非常に胸に刺さるものがありました。

熱い想いの込められた、WO!POPCORN!(オリジナルキャラメル)は、ブイクックモールでお買い求めいただけます。

他にも、商品一覧ページでは有機大豆を使用したテンペストも取り揃えていますのでぜひのぞいてみて下さい!

mai
ブイクックのメディアディレクター、maiです。 ヴィーガンとベジタリアン、半々の生活をしています。ヴィーガンスイーツが大好きです♡ 菜食の魅力をたくさんお届けしていきます!

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