生姜の効果とは?~おすすめの食事法や副作用もご紹介します!~
ピリッとした辛さが料理にアクセントを加えてくれる生姜。
料理には欠かさず使っている方も多いのではないでしょうか。
しかし、生姜がもたらしてくれる身体に良い栄養や、副作用について詳しく知っていますか?
今回は、生姜の効能や副作用、効果的な食べ方などを説明していきます。
ぜひ今回ご紹介する生姜の情報を、日々の生活に活かしてみてくださいね。
また、ブイクックから生姜を使ったヴィーガンレシピをご紹介します。
ぜひ気になるレシピがあれば真似してみてくださいね♪
では、みていきましょう!
生姜の効能
身体を温める
生姜には発汗作用があり、汗をかいて新陳代謝を促進して身体を芯から温める効果があります。東洋医学では、冷え性の治療に生姜が使われているほど。生姜は冷えからくる頭痛、下痢、月経異常に効果があるといわれています。
消化促進
生姜にはジンゲロンという消化を促進する効果のある成分が含まれています。
ジンゲロンは消化液の分泌を促進して食べたものを胃から小腸に移動するように促して、腸内にガスがたまるのを防ぐ効果があります。
また、生の生姜に含まれるジンゲロールという成分には胃腸の働きを良くして下痢を抑制して肝臓を保護する働きも。
吐き気を抑制する
生姜には吐き気を抑制する効果があります。昔から船酔いの薬に配合されていました。また、特に妊娠中の吐き気に効果的です。ただし、食べすぎると流産のリスクを高めてしまう可能性があります。
抗酸化作用
酸素を使ってエネルギーを作り出す際に生み出される活性酸素は私たちの細胞を傷つけて老化や動脈硬化、糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病の原因となってしまいます。それらを防ぐためには活性酸素から身体を守らなければいけません。
生姜に含まれているジンゲロール、ショウガオールという成分には活性酸素から身体を守る、抗酸化作用があります。抗酸化作用のある生姜を摂取することで細胞のダメージを減らして健康を保つことができます。
ダイエット効果
生姜には血行を良くする効果があります。
血行が良くなると代謝が上がり、痩せやすい身体になることができます。
殺菌作用
生姜に含まれているジンゲロールという成分には大腸菌やサルモネラ菌など多くの異なるタイプの細菌を抑制する強い殺菌効果があります。
また、抗菌性にも優れているので、歯周炎や歯肉炎などの歯茎の炎症の原因となる口内細菌も防いで歯茎の健康を保つ効果も期待できます。
抗炎症効果
生姜に含まれていれているジンゲロールには免疫機能に働きかけて炎症を鎮める、抗炎症作用があります。
この作用によって、関節痛やリウマチなどの痛みが緩和したりする効果が期待できます。
また、身体から放出される炎症性化学物質のロイコトリエンの生成を抑制する効果も。
また、この抗炎症成分は血圧低下を助け、血中脂質の値を下げることができるので心臓病のリスクを減らすことができます。
それに加えて生姜の抗炎症効果は抗けいれん作用と合わさって生理痛の緩和にも効果的です。
生姜の副作用
生姜を食べすぎてしまうと消化器官に支障をきたして腹痛・胸焼け・下痢を起こしてしまいます。
また、生姜が体質に合わないと動悸やアレルギー反応が出てしまうことがあります。これらの症状は生の生姜でも乾燥した生姜でも起こる可能性があるので注意してください。
生姜の摂取量
生姜は1日あたり5gほど(スライス6~7枚、すりおろし小さじ1杯)まで摂取するようにしましょう。
効果的な摂取方法
消化を促進するジンゲロン、抗酸化作用のあるショウガオールは加熱をすると成分が増加し、摂取しやすくなります。
ただし、高温で調理すると成分が壊れて風味が飛んでしまうので、80~100度くらいの温度で調理してください。
また、冷えを改善したい方はしょうがを加熱または乾燥させるのがおすすめです。
加熱・乾燥させるとジンゲロールが変化したショウガオールが豊富に含まれています。ショウガオールには血流を良くして身体を温める働きがあります。
どちらも一度に摂取するのではなく、1日に目安量を分けて摂取することを毎日続けることで効果を得やすくなります。
生姜のおすすめレシピ
Manarecipeさんのソイミートの生姜焼き
炊飯器で簡単にできる生姜焼きです。
しっかりとした味付けなので、ごはんがよく進みます。
材料(1~2人分)
ソイミート 25g
玉ねぎ 1個
砂糖 小さじ1
醤油 大さじ1と½
みりん 大さじ2
おろししょうが 大さじ1/2弱
水 50cc
レトリロ【癒しのまあるいごはん】さんの蓮根のもちきびはさみ揚げ
もちきびの優しい味わいにハーブと生姜がアクセントになります。衣はつけすぎると重くなるのでつけすぎないように注意してください。
材料(2人分)
蓮根 大一節程度
もちきび 30g
玉ねぎ 1/4個
パセリ 少量
生姜すりおろし ひとかけ分
ハーブ 適量
小麦粉 少量
油 適量
塩・こしょう 適量
Marie’s Kitchenさんの塩こうじ牛蒡スープ
生姜と牛蒡が身体を温めてくれるスープです。
塩麴を入れることで素材の甘さが引き出され、おいしいスープになります。
材料(4人分)
牛蒡 1本
きのこ 200g
ごま油 大さじ1
水 140ml
酒 大さじ2
生姜 小さじ2
塩麴 大さじ5
塩 適量
vegehealthyさんのキャロットジンジャーケーキ
人参とリンゴの優しい甘さに生姜の風味が絶妙にマッチしたケーキです。炊飯器で簡単に作ることができるのは嬉しいポイントですね♪
材料(4~6人分)
人参 小さめ1本
りんご 1/2個
米粉 130g
重曹 小さじ½
豆乳 40ml
甘酒 20ml
シナモン 小さじ½
ピーナッツバター 大さじ1
おろし生姜 小さじ½
オリーブオイル 小さじ1
レーズン 5つ
くるみ 5つ
ココナッツミルク(液体部分) 大さじ1
ココナッツミルク(固まった部分) 大さじ2
「炊飯器で簡単!キャロットジンジャーケーキ」のレシピはこちら!
ベジギャル☆ゆるベジごはんと時々おやつさんの自家製大人のジンジャーエール
スパイスとしょうがの辛みがたまらない、大人のジンジャーエールです。
水以外にも炭酸水や豆乳で割っても美味しく飲むことができます。
材料(5杯分)
生姜 100g
シナモンパウダー 小さじ½
クローブパウダー 少々
きび糖 50g
水 200g
生姜を取り入れて免疫力の強い身体を作ろう!
今回は生姜の効能について解説していきました。
漠然と生姜は身体に良いと知っていたけれど、具体的にどのように身体に良い効果をもたらしてくれるのかを知ってみると日々の食生活に取り入れていきたくなりますね。
特に季節の変わり目や風邪のはやる時期には食事から免疫を上げるサポートをして健康に過ごしていきたいですね。
ヴィーガンレシピサイト「ブイクック」には紹介したレシピ以外にも多くのヴィーガンヘルシーレシピが投稿されています。ユーザー登録すると、お気に入りレシピの保存や投稿ができます。レシピができた際にはぜひシェアしてください。
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参考文献
https://www.nipro.co.jp/sukoyakanet/55/
https://www.tyojyu.or.jp/net/kenkou-tyoju/rouka-yobou/kousanka-zai.html
https://www.harpersbazaar.com/jp/beauty/food/a33573719/ginger-health-benefits-200815-lift1/