ピーナッツの栄養素は?健康・美容効果まで!【管理栄養士監修】
ピーナッツは手軽に食べることができて、子供から大人まで幅広い世代に人気の食材です。一方で、「ニキビができるって聞いたから、控えている」という方もいます。
ですが、ピーナッツは栄養豊富で量さえ気をつければ間食にもおすすめの食材です。
そこで今回は、ピーナッツの豊富な栄養について解説していきます。
ナッツ料理が豊富なヴィーガンレシピサイト「ブイクック」から、簡単なレシピも紹介してあるので、是非参考にしてみてください!それではチェックしていきましょう。
栄養監修
管理栄養士 河原あい フリーランス ライター&コンサル |
ピーナッツの栄養素とは?
最初にピーナッツの詳しい栄養素をご紹介します!
不飽和脂肪酸
脂質が多いことで敬遠されやすいピーナッツですが、体に良い脂肪を摂れる貴重な食材です。ピーナッツは約半分が脂肪からできていますが、一般的に体に悪いと言われているコレステロールは含まれていません。
ピーナッツに含まれる脂質の内訳は飽和脂肪酸が約20%、不飽和脂肪酸が約80%であり、不飽和脂肪酸は、オメガ6やオメガ9がほとんどを占めています。
オメガ9と呼ばれるオレイン酸は、栄養価値が酸化されにくく、非常に注目されています。
タンパク質
ピーナッツには、100gあたり25gのタンパク質が含まれています。これは、アーモンド(19g)やクルミ(14g)よりも多い値であり、ナッツ類のなかでも高いタンパク質量を誇ります。ただし、1粒5キロカロリーと高いので、量に注意しながら食べましょう。
そしてピーナッツにはミネラルやビタミンも豊富に含まれており、これらは微量栄養素と呼ばれ、タンパク質の効果をより高めます。
このようにタンパク質とビタミン・ミネラルを豊富に含むピーナッツは免疫力低下を予防し、感染症やインフルエンザ対策にぴったりの食材です。
ピーナッツのメリット
次にピーナッツを食べると得られる効果をご紹介します。
レシチンによる記憶力のアップ
ピーナッツに含まれるレシチンには、記憶力や認知機能向上効果があります。勉強の合間に食べるのにぴったりです!また、認知症予防にも良いと言われています。
血行改善効果
ピーナッツには血行を良くする効果があり、冷え性や肩こりなどにも効果的です。薄皮付きピーナッツには、ポリフェノールとカリウムが多く含まれており、高血圧対策にも適しています。
アンチエイジング
ピーナッツの薄皮にはレスベラトロールというポリフェノールが含まれています。
レスベラトロールは、強い抗ガン作用や血液をさらさらにする効果があります。皮膚を若々しく保ち、老化防止にも効くと言われています。
「ピーナッツを食べるとニキビができる」と誤解をしている方もいますが、実際はニキビ予防や美肌効果、肌の弾力・はりの維持などの効果が挙げられています。
食べる際の注意点
ピーナッツ(落花生)は卵や小麦などと同様に、アレルギーの表示義務のある食品。落花生アレルギーの方は食べるのを控えましょう。
そして、ピーナッツはカロリーも高いので、食べ過ぎに注意です。ピーナッツの油は健康的なものですが、高カロリーなため、カロリー過多を招く可能性があります。
ピーナッツを使用したヴィーガンレシピ
NANAさんのピーナッツバター
風味がよく、なめらかなピーナッツバターのレシピ。好みの粗さ・甘さに調節できるのでオススメです。添加物の心配もなく、安心して食べられます。
まみこさんのオートミールプロテインバー
ランチや運動の合間にぴったり!混ぜて冷やすだけで、簡単に作れるプロテインバーです。体に良いとされている食材をたくさん使用しているので、気軽に栄養摂取できます。
おやつをピーナッツに変えて健康になろう
今回は、ピーナッツの栄養やその効果について解説しました。普段食べているおやつの代わりに、取り入れてみてくださいね。
ブイクックでは、他にもヴィーガン料理・お菓子のレシピが掲載されています。
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