マカダミアナッツの栄養と健康効果!美容にもおすすめ【管理栄養士監修】
スーパーやコンビニでよく見かけるマカダミアナッツ。実は栄養満点な食材ということ、ご存知でしたか?
そこで今回は、植物性食材を使った料理をアップしているヴィーガンレシピサイト「ブイクックプラス」が、マカダミアナッツの栄養素や効果についてご紹介。
最後にはブイクックプラスならではのアレンジレシピも掲載しています。植物性であるマカダミアナッツにはたくさんの魅力がたくさん詰まっています。
それではさっそくチェックしましょう!
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栄養監修
管理栄養士 塚越健太郎 東京の病院で管理栄養士として |
マカダミアナッツとは?
マカダミアナッツとは、オーストラリア原産のナッツ。栄養分が豊富で、美容や健康に良いとされている食材です!
植物性で栄養素が高いので、ヴィーガンやベジタリアンの方からも支持されています。
マカダミアナッツの栄養素
ここからは、マカダミアナッツの栄養素をご紹介していきます!マカダミアナッツにたくさん含まれている養分をみていきましょう。
オレイン酸
マカダミアナッツには100g中76.7gの脂質が含まれていて、特に良質な脂質であるオレイン酸が多く入っています。
「脂質が多いのか……」と思いがちですが、マカダミアナッツの脂質は不飽和脂肪酸のためコレステロールゼロ。
むしろオレイン酸はコレステロール値を下げる効果があると言われています!
パルミトレイン酸
パルミトレイン酸も不飽和脂肪酸の1つで、ナッツ類ではマカダミアナッツにのみ含有されている脂質です!
パルミトレイン酸もとても良質。血管を強化してくれたり、血糖値を下げてくれたりする栄養分となっています。
タンパク質
種子類であるマカダミアナッツにはタンパク質が含まれています。
100gで約7g含有していて、ベジタリアンやヴィーガンの大切なプロテインとして食べられています!
植物性タンパク質なので、動物性タンパク質が体似合わない方にもおすすめです。
ビタミンE
アーモンドに多く含まれているイメージのビタミンEですが、マカダミアナッツにも豊富。
体内の活性酸素を除去して、老化を予防してくれる効果が期待できます!
食物繊維
マカダミアナッツには不溶性食物繊維が100g中6.2g入っています。
不溶性食物繊維は整腸作用がある成分。お通じ改善などに良いとされている栄養素です!
マカダミアの嬉しい効果5つ
次にマカダミアナッツの栄養がもたらす嬉しい効果を6個ご紹介します!美容や健康に良い効能をチェックしていきましょう。
1. コレステロール値を下げる
マカダミアナッツに含まれておるオレイン酸は、悪玉コレステロール値を下げる効果があると言われています。
オレイン酸は熱にも強い栄養素。料理やお菓子に使っても効果が下がらないのも、嬉しいポイントです!
2. 脳卒中予防
パルミトレイン酸は血管を強くする効能があります。
さらにパルミトレイン酸は脳血管を通ることができる数少ない栄養素の1つです。
パルミトレイン酸は脳卒中を予防できる可能性があると言われています。
3. 便秘解消
マカダミアナッツに含まれている不溶性食物繊維は、腸のぜん動運動を活発にさせる作用が。
お通じが良くなる効果が期待できます。
マカダミアナッツは便秘にお悩みの方にぴったりの食材です!
4. 冷え性改善
マカダミアナッツの脂質成分であるオレイン酸やパルミトレイン酸は、血行を良くする作用があります。
血流がよくなると体がポカポカと温まるので、冷え改善に抜群です。
5. エイジングケア
ビタミンEは抗酸化作用があり、活性酸素を除去してくれる効果があります。
体内の活性酸素が減ることにより、老化防止が期待できます!
マカダミアナッツは、いつまでも若々しさをキープしたい女性にぴったりです。
マカダミアナッツの摂取目安
栄養満点で健康・美容メリットがたくさんあるマカダミアナッツですが、食べ過ぎは要注意です。
脂質が多いナッツなのでカロリーも高め。
1粒約14キロカロリーあります。
食べ過ぎて過剰なカロリーを摂取すると肥満の原因に
。肥満になると血中の中性脂肪値を上げたり、血糖値を下がりにくくしてしまいます。
1日10g(約5粒)がちょうど良い量と言えるでしょう。
マカダミアナッツのレシピ
マカダミアナッツ×マフィン
2.マカダミアナッツ×ブリスボール
カシューナッツやアーモンドが入っていることが多いですが、マカダミアナッツでも美味しく仕上がります。
マカダミアナッツの濃厚な味わいがアクセントになるのでおすすめです!
3. マカダミアナッツ×オートミールクッキー
ざくざく食感のオートミールクッキーとマカダミアナッツの相性は抜群!
しかもオートミールは低GI食品で食物繊維も豊富なので、美容や健康目的でマカダミアナッツを食べたい方にはうってつけです。
マカダミアナッツの栄養を吸収しよう!
今回はマカダミアナッツの栄養や効果についてご紹介しました。
ナッツ類はコンビニやスーパーでお手軽に買える食材。
マカダミアナッツの他にアーモンドやくるみ、カシューナッツなどと合わせて食べると、他の栄養素も一緒に摂取できるのでおすすめです!
栄養がたっぷり詰まったマカダミアナッツをいつもの食生活にプラスしてみましょう。
ヴィーガンレシピサイトのブイクックでは、他にもナッツを使ったレシピがたくさんあります!ユーザー登録をすればレシピ保存機能が使えてとても便利です。ぜひチェックしてみてください。
出典: 本食品標準成分表2015年版
https://australian-macadamias.jp/about/nutrients
http://www.epi-c.jp/entry/e014_0_0009.html
http://www.matsushima-hp.or.jp/women/diagnosis/evacuation/article05.html
https://www.oil.or.jp/kiso/eiyou/eiyou02_03.html
USDA栄養データベース
動脈硬化症予防のための脂質異常症診療ガイド2018
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